Last Update:16/08/08

 
 
 
 

1 永国寺キャンパス整備について


 
(1)知の拠点・永国寺キャンパスについて
   「企業・大学・公設研究機関、加えて、一次産業生産者、流通業者等の当事者まで含む、これまで以上に広い輪の連携を大きな柱として、新しい商品開発のプラットホームともなる知の拠点・永国寺キャンパスでは、各組織の独立性を担保しつつ、信頼関係で結ばれた連携という、これまで誰もできなかった、仕組み・組織を生み出していただきたいと思うが、知事の意気込みを聞く」
   知事
 
(2)産学官連携窓口について
   「企業・大学・公設研究機関が、高知県内にばらばらにあるが、地域貢献と雇用を作り出す商品開発を目指し、これらをもっと連携させるためにも、永国寺キャンパスに共通の窓口を作ると県は表明しているわけだが、どの大学、どの行政機関、どの公設研究機関の窓口が入るのか、聞く。」
   知事
 
(3)組織の連携を進めるための工夫などについて
   「永国寺キャンパス・ワンストップサービスにおいて、組織の連携が進む工夫と、多くの人がまた行きたいと思う空間作りについて、どんな工夫を考えているか、聞く。」
   副知事
 
(4)連携の核となる環境について
   「高知であれば、パワーポイントなどの映像を映し出す設備はもちろんで、さらに食品加工業に力を入れているのだから、実際に食品加工の実演ということで、例えば、藁焼きたたきや、しゃも鍋の調理を見てもらうキッチンを備え、その後、食事を取りながら議論できるスペースが、作り出せないかと思う。大学は、研究機関で難しいというならば、食堂の一角にプレゼンスペースを設けるという発想で設計してもらえればと思う。新商品発表に関するプレゼンや、商品開発のワークショップ等、交通の便の良い永国寺に、産学官民連携の核となる、共同発表・共同研究の環境を整える必要があると考えるがどうか、聞く。」
   文化生活部長
 

2 高知をフィールドとした大学研究への支援について


 
(1)県外大学と県内大学の単位互換提携について
   「高知の中山間をフィールドとした大学研究室・ゼミの誘致を目指した、県外大学との県内大学単位互換提携の推進について聞く。」
   文化生活部長
 
(2)調査拠点のハード整備について
   「過疎集落に大学生が入るための、最低限の設備である入浴設備は、Iターン希望者のお試し居住や、いざという時の避難者受け入れのための設備としても利用が可能と思うが、整備に関する補助金創設についての考えがないか聞く。」
   産業振興推進部長
 
(3)大学生への交通費補助について
   「今後さらに、少子化による大学淘汰が予想される中、過疎地域の課題解決を学べる高知、ということで県外から大学生を集める、大きな特色にもなると思うが、地域をフィールドとした学習活動に対する、大学生への交通費補助について聞く。」
   産業振興推進部長
 

3 南海地震対策について


 
(1)中山間地域のための新たな住宅改修支援制度について
   「被災者の受け入れと、集落維持の基盤である住宅の維持との一石二鳥を目指し、地域の実情やニーズに合わせ、既存制度のパッケージ化も含めて、中山間地域のための新たな住宅改修支援制度ができないか聞く。」
   土木部長
 
(2)自主防災組織への支援について
   「地域外の人を受け入れるのであれば、県と受け入れ人数等の有事の際の協定書を結んだ上で、県のプラスアルファの補助金、例えば現状では支援対象外の、井戸の手押しポンプ設置費用や、水質検査の費用を出すということも考えて頂きたい。地域外の避難者受け入れを想定した自主防災組織への設備支援について考えを聞く。」
   危機管理部長
 
(3)地震発生時の医療機関の体制と備えについて
   「地震時に救急病院ではない病院に、負傷された多くの方々が殺到することも想定される。そこで県外から医療チームが来てくれれば、対応できるように、必要な医薬品や医療器材を事前に確保しておく取り組みも必要ではないかと考えるが、地震発生時の医療機関の体制と備えについて聞く。」
   健康政策部長
 

4 中学生用キャリア教育副読本について


   「中学生用キャリア教育副読本の意義と、子供たちが自信を持って高知県で働くために教育現場としてより一層、力を入れなけれいけないと考えている点について、聞く。」
   教育長
 

 
予算委員会の定稿は、見出し(項目名)のみですので、質問原稿から質問要旨を抜き出して「 」に入れて追加しております。
 
定稿は、答弁者(行政)が作る議員の質問内容を解釈して作った、質問趣旨です。議員の質問内容を定稿に作り替え、答弁を担当の部局が作ります。一般の方は、この定稿と、答弁を読んで頂ければ、質問の概要を簡潔に理解できます。